殺人霧が街を襲う「ザ・フォッグ」の感想

「ザ・フォッグ」のリメイク版を観ました。
舞台はある島の港町。町の設立100周年を前に、英雄とされる4人の銅像の除幕式がという話から始まります。

実はこの町、銅像になった4人はかつて富豪らが乗った船で皆殺しを働き、金品を奪って船を沈めていました。
あるきっかけで水底から蘇った怨念は霧となって町を襲う、というもの。
ところがね、この霧、怨念の塊のわりには存在感が薄いというかズバっと言っちゃうと色が薄い。濃霧じゃない。
そして恨みを晴らすべく町民を次々と殺していくのに何故か手法が全部違う。
そして自分たちを殺した子孫や血族だけでなく文字通り手当たり次第に殺していく。
その中にはお年寄りまでいてちょっと心が痛い。

実は血縁者とか嫁さん婿さんとかいうこともあるかもですが、そういう部分がハッキリ描かれていないのでターゲットが不明瞭なんですね。
そしてオチがまた頂けない。
終盤霧の中から殺されたと思しき人の姿がうっすらと見えるのですがそこでヒロインがキスしに行ってしまいます。
翌朝、彼女はいない。
まあ主人公もあまり共感できるタイプの人間ではないので微妙な感じではあったんですが。
ホラーとしてもうちょっとシメるところはシメたものが観たかったですね。