映画『ブラッド・ダイヤモンド』

この映画の舞台はアフリカのシエラレオネです。
かつて国内で大規模の内戦があった国です。
映画の中ではその内戦中に不法取引され紛争の資金源となったダイヤモンド、ブラッド・ダイヤモンドをめぐる人々の争いが描かれています。

私は大学の講義でシエラレオネの内戦について学び、その当時のことをより現実に起こったこととして理解したいと思いこの映画を手に取りました。
初めは軽い気持ちで見始めましたが、内戦の主体となる政府軍・反政府軍の戦いや内戦に巻き込まれた一般市民たち、そして紛争国と国際社会の関わりなどが鮮やかに描かれ、様々なアクターを通して内戦を深く当事者意識を持って見つめなおすことが出来ました。
また、内戦の恐ろしさはもちろん、ダイヤモンドの購入などの普段私たちが何気なく行っている行動が内戦を助長していることなど、一見内戦と関係なく暮らしている私たちも実は内戦に関係していることに気付かされます。
内戦の状況と内戦状態を避けられない社会の構造について深く感じさせられる一作です。