「機動戦士ガンダム」劇場版の感想

いわゆる「ファーストガンダム」と呼ばれる国民的ロボットアニメは、テレビシリーズをまとめた2時間ほどの作品の三部作です。(テレビからの設定やメカの改定はかなりあります)。
シートリップ 評判と口コミ
不朽の名作であり、富野監督の美学や様式美がとても色濃く表れており、のちのガンダムやほかのアニメ作品、SF界に対する影響ははかりしれません。
ロボットは最近の作品に比べて作画が古く、兵器と呼ぶにしては丸くてコロコロしており、どこかそれが可愛らしく、また味があります。
しかし、架空の存在でありながら軍隊において明確な役割を与えられたメカたち(汎用型のモビルスーツであるザク、ランバラルが使用した格闘戦に特化したグフ、マチルダさんで有名なミデア輸送機など)の活躍は、ガンダムというアニメが「一つの世界なんだ」という確証を与えてくれます。
また、「富野節」で有名な脚本やセリフ回しも必見です。

アムロ、シャア、ブライト、セイラなど、一人ひとりが明確な個性を持ち、それぞれの感情や思いを露わにします。
それは、最近のアニメというよりは、劇や芝居に近い性質をもっているように感じられます。

最近のアニメはわかりやすさを重視している分、小難しい物事を解釈する余地などがあまりないので、そのへんは富野監督のやり方をぜひ、アニメ制作側にも受け手にもこの作品を見て見習ってもらえればと思いますね。